MANUAL

たくさんの人からのぬくもりみっちゃんはたくさんのひとたちの優しい気持から作られています

みっちゃんのお世話遊びセットとは。

もともとの人形本体は、代表が自身の出産祝いに贈られた手作りのもの。
娘の大切な遊び相手として過ごす時期を経て、保育室へやってきました。
低年齢の子どもにちょうど良い大きさで抱き心地が良く、見た目も可愛らしいのですぐに子どもたちの人気者。
子どもたちは、みっちゃんにおままごとでご飯を作って食べさせたり、布団に寝かせてやさしく語りかけたりと。自分がお母さんにしてもらっていることを真似しながら、とてもよく遊びます。
遊びがより豊かになるように、人形の大きさに合わせたお布団やおんぶひもを手作りし改良を重ねてきました。
小物類も1点1点手作りで、長く大切に遊んでもらえるよう、とても丁寧に仕上げています。

ダブルガーゼの生地に映えるカラフルで優しい3柄は、nakkiオリジナルのイラストです。

布団セット

保育士考案の布団セットは、掛布団と敷布団の裾部分、まくらの底部と敷布団とが縫い付けられ、3つが一体になっています。低年齢の子どもでも「お人形を寝かせるための物だ」とイメージしやすく用途と使い方が一目で分かります。

また3つがバラバラにならないので、片付けが1度で済みます。これは、保育園で勤務していた頃、お世話遊びの布団やまくらがあちこちに散らかり、用を成さなくなることがたびたびあったことから思いついたアイデアです。

抱っこ紐 

この抱っこ紐は肩紐部分がギャザーなったとてもシンプルな作りの物です。2歳を過ぎた子どもなら大人の力を借りず、一人で人形を抱っこしたりおんぶしたりするようになります。

一般的に売られている人形遊び用の抱っこ紐は、紐を結んだり、マジックテープを止めたりと大人の手助けが必要なものがほとんどです。その場合、想像の世界で遊んでいる子どもは、いったんストーリーを中断して近くにいる大人を探し、紐を結んでもらわなければならず、母親が手が離せない時やそばに居ない時には、子どもの遊びの世界が台無しになってしまいます。

その点、この抱っこ紐は、子どもが自分の意志で物に関わりやすく、主体的に集中して遊ぶ道具となり、想像の世界を邪魔しません。

ずきんとワンピース

みっちゃんに、どこかなつかしい雰囲気を感じるのは、
大正末期から昭和はじめにかけて作られ、当時の子どもたちに大変人気があった「文化人形」モチーフにしているから。
当時の日本の女の子たちは、自分だけの文化人形を、お母さんに作ってもらったそうです。
私が娘の出産祝いにいただいたみっちゃんも、知り合いのおばあさんが、昔を懐かしんで作ってくださったのでしょう。
首まわりは、子どもがお人形に脱ぎ着させやすいよう、よく伸びるギャザーにしています。

ずきんトレードマークの赤いずきんは、上から見たギャザーの美しさが自慢です。

気を付けていること

小さい子どもが遊ぶ姿を想像しながら製作しています。子どもはみっちゃんと手をつないでぶんぶんウデ振ってあるくよね、腕がちぎれたら、ほんとに悲しよね、そしたらウデの縫い付けは。。。とか。

子どもはお人形の髪の毛引っ張りたくなるよね、そしたら。。とか、とにかくこのお世話遊びセットが、子どもが主体的に遊ぶ道具となるように、子どもが遊びやすいように、こどもの想像の世界をけっして妨げないように。

完成までにたくさんの試行錯誤と改良を重ねてきました。

みっちゃんのトリセツ

縫い子さんが1体1体大切に手縫いしています。
体の芯づくりから、お顔の表情付けまですべての工程を手作りでおこなっています。

材料の裁断と仕分けは、福祉作業所らそらさんにも委託しています。

子どもの気持ちに寄り添うように、さりげなく微笑むシンプルなお顔をしています。

話しかける子どもの心によって、いろんな表情を返してくれますよ。

美しいおさげ髪にはコットンの毛糸を使っています。
赤いずきんは被りきりで取れません。

子どもがたくさん遊んでも髪がボサボサにならず、いつまでも可愛い姿が長続きするための工夫です。

みっちゃんにも、ちゃんとおへそがあります。
子どもたちは「おへそ」が大好きだから。

純綿の靴下生地を、お人形製作のために特別に加工してもらっています。
丈夫でヨレにくく、肌触りはとても柔らかです。

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